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ロレックスについて
ロレックスは、1908年にイギリスロンドンで創業されて、後にスイスに移転した世界的に有名な時計メーカーです。設立当初は、世の中が懐中時計が中心の時代でしたが、懐中時計の製造から実用性と独自性を打ち出した腕時計への製造へと切り替えていきました。
ロレックスが発明した機能としては、防水性の非常に高い「オイスターケース」や自動巻き機構「パーペチュアル機構」、午前零時に日付が一瞬で切り替わる「デイトジャスト機構」があげられます。そのため、1910年に腕時計として世界で初めてスイスクロノメーターの認定を受けたのです。そのことで、ロレックスは、高級機械式腕時計のメーカーとして知名度やイメージがあがりました。
日本でも高級時計のブランドとして知られており、トレードマークの王冠や重厚さ、デザインなどから、若者から年配まで幅広い層に支持されています。日本では、日本ロレックス社が正規仕入れを行い、全国の正規代理店に卸販売を行っています。しかしながら、非常に人気が高いからか品切れや品薄になることも多いため、格安な中古品を求める人も数多くなっています。
ロレックスの腕時計をすることは、一種のステータス的なところもあるため、実用的な時計としても最高峰ブランドと言えるのです。
ロレックスの人気の理由
ロレックスの腕時計は非常に高価なのですが、その人気の所以の理由は何なのでしょうか。ロレックスは、非常に歴史のある高級腕時計であり、美しく個性的なアンティークあふれる腕時計だからこそなのかもしれません。
1927年、オイスターケースの特許技術を確実なものとすべく、世界初の完全防水時計であるロレックスオイスタークッションの腕時計をはめたロンドンの記者メルセデス・グライツがドーバー海峡を泳いで横断しました。これにより「ドーバーを泳いで渡っても壊れない時計」という防水性の高さが世界中に広く知れ渡ることとなりました。
1947年、世界で初めて音速飛行が実現したアメリカの軍人パイロットのチャック・イェーガーが、はめていた腕時計もロレックスだったのです。
1953年、エベレスト登頂を成功させたイギリスエベレスト登山隊のジョン・ハント卿、エドモンド・ヒラリーらがはめていた腕時計は、ロレックスのエクスプローラーという製品で、その頑丈さが有名な話となりました。
このようなロレックスを利用する冒険家による伝説が、ロレックスの腕時計の実用性と耐久性を証明することで、宣伝効果が非常に高く一躍発展を遂げることとなったのです。
ロレックスのスポーツモデル
ロレックスは、「スポーツモデル」が大変豊富で、それゆえ人気商品となっています。
ロレックスの「スポーツモデル」には、「サブマリーナ」や「シードゥエラー」、「エクスプローラー」「GMTマスター」「デイトナ」「ヨットマスター」があります。
「サブマリーナ」は、世界初の潜水用時計として発売されました。その後、潜水深度を高めた「シードゥエラー」が発売され、1220mまで潜水が可能となっています。
「エクスプローラー」は、探検家向けに発売されたモデルで「エクスプローラーI」と「エクスプローラーII」があります。エクスプローラーIIは、昼夜の区別が無くなってしまうは洞窟探検用に、エクスプローラーIを改良し、腕時計のガラス周囲に24時間表示のリングや日付表示を付加したものです。
「GMTマスター」は、国際線パイロット向けにロレックス初の時差計算機能を付加したモデルとなっています。
「デイトナ」は、アメリカの「デイトナ・スピードウェイ」の名前が由来とされています。ストップウォッチ機能のクロノグラフを盤面に3つ備えたデザインは、ロレックスの特徴となっています。
「ヨットマスター」は、ヨットやボートなどクルーザを楽しむ人向けに発売されたモデルで「サブマリーナ」をハイクラスにした雰囲気があります。ロレックスのスポーツモデルの中でも唯一、メンズ、ボーイズ、レディースサイズが揃っています。
ロレックスの非防水モデル
ロレックスには、非防水モデル「ノンオイスターモデル」もあります。これは、「スタンダードモデル」や「スポーツモデル」に属さない昔から継続されているモデルです。
「ノンオイスターモデル」には、「チェリーニ」がラインナップされています。
「チェリーニ」は、ロレックスの特徴である重厚さとは逆に非常に薄型にドレスアップされたモデルとなっています。名前の由来は、16世紀のネッサンス期にイタリアで活躍したジュエリー職人の「ベンベヌト・チェリーニ」からきています。ロレックスは、自動巻きが主流なのに対して、このモデルは唯一手巻きとなっています。クオーツではないため、時間精度が多少悪くなってしまいます。
「チェリーニ」には、「プリンス」と「ダナオス」がラインナップされています。
「プリンス」は、1929年に発売された長方形のケースが特徴的なロレックスモデルの復刻版で、上の文字盤が時分を表示し、下の文字盤が秒を表示しています。18Kイエローゴールド、ホワイトゴールド、エバーローズゴールドがラインナップされています。
「ダナオス」は、メンズモデルが手巻きで、レディースモデルがクォーツムーブメントとなっています。
これらのモデルは、日本国内ではあまり知られていないため、量販店では店頭に存在しないところも数多く、ロレックスの正規代理店や海外からの輸入での購入になってしまうことが難点です。
ロレックスの購入について
ロレックスを購入するには、まず自分の欲しいモデルを決めた上で、どのような購入の仕方を行うかを考えます。
購入方法は、新品ならば正規販売店、並行輸入販売店、量販店などがあり、中古品ならば質屋やリサイクルショップ、ネットオークションなどがあります。ロレックスは、非常に偽物が多いですので、信頼のおけるショップを選ぶ必要があります。正真正銘の本物を求める人には、割高になりますが正規販売店での購入をお勧めします。
正規販売店では、いわゆる正規品のみを取り扱っています。正規品は、日本ロレックス社がスイスのロレックス本社から直輸入しており、時計の裏蓋に「日本ロレックス輸入品」と書かれたシールが貼られています。正規販売店で購入すると正式ユーザとして顧客情報が登録され、2年間保障が受けられます。しかし、人気のモデルについては、1年以上の入荷待ちや予約販売、抽選販売となることが多いので要注意です。
並行輸入販売店や量販店では、海外の正規代理店やバイヤーから独自のルートを利用して格安に仕入れるため、モデルや値段にバラツキが生じてしまいます。また、正規品には付属している付属品が無かったりすることもよくあります。
保証については、ロレックス本社発行の国際保証書が付属しますので、正規品となんら変わりはありません。正規販売店よりも品数が多く値段が格安なため、並行輸入販売店を利用する購入者の方が多いのが事実です。
ロレックスの中古品について
ロレックスの中古品は、新品の半値以下で購入できることもあり、非常に魅力となっています。しかしながら、新品よりも中古品の方が偽物が多く出回っている可能性があるため、購入については、新品以上に慎重になる必要があります。
ロレックスの中古品は、質屋やリサイクルショップ、ネットオークションなどの個人売買などで購入することができます。残念ながら、正規販売店は、新品のみの販売で中古品の販売は行っておりません。特にロレックスのアンティークを求めるとなると中古品しかありませんので、購入するお店の選定が重要になります。
中古品の場合は、裏蓋のシールがはがされていることが多いので、保証書を確認する必要があります。保証書や保証が確認できる中古品については、安心と言えるでしょう。また、ネットオークションなどの個人売買では、新品が偽物か確認できない場合が多いため、購入の選択肢から外した方が無難でしょう。
一番安心できるのは、長年にわたり、ロレックスの中古品を取り扱っている質屋やリサイクルショップ、ロレックス中古専門店でしょう。最近では、中古品でもショップ独自の保証を設けたり、アフターサービスを充実させている販売店も多いですので、多少信頼が確保できるのではないでしょうか。
ロレックスのアフターサービス
ロレックスのアフターサービスや修理、オーバホールなどは、日本ロレックスのロレックスサービスセンターへ持ち込むことをお勧めします。日本ロレックスでは、日本ロレックスで購入した正規品か並行輸入販売店で購入したロレックスならば偽物でない限り、受付可能です。しかし、日本ロレックスにオーバホールを依頼したら、偽物が判明したという話もよく聞く話です。
アフターサービスでは、時計の部品を全て検査して、必要ならば部品を交換します。もし、部品が社外品が使用されている場合もやはり「本物のロレックス」として認められません。格安なオーバーホールを提供している販売店もありますが、社外品の部品を利用される可能性もありますので注意しましょう。
並行輸入販売店に持ち込んで、日本ロレックスに修理やオーバホールを依頼する際は、手数料を取られる場合があります。自分で保険付きの宅配便を利用した方が割安になることもありますので、その場合は自分で送った方がお得でしょう。
日本ロレックス以外にM&Rのように正規代理店で修理やオーバホールを行っているところもあります。M&Rでロレックスを購入した場合にオーバホールを依頼すると特別料金となりますので、アフターサービスも含めて購入店を選択するのもよいでしょう。
ロレックスの自己メンテナンス
ロレックスは、5年に1回ほどオーバーホールによるメンテナンスが必要となりますが、日々の自己メンテナンスも重要となります。
毎日、ロレックスを腕につけていると汗や指紋などで汚れるため、ロレックスの装着後に簡単な掃除を行うことで、綺麗に保つことができます。簡単なお掃除は、めがね拭きや柔らかい布で力を入れずに丁寧に拭いて、汗や指紋をふき取ります。
オイスターモデルは、防水加工をしていますので水洗いするのも良いでしょう。水洗いするときは、竜頭がきちんとねじ込まれているかを確実に確認して下さい。水洗いした後は、水分を十分に拭きとって下さい。また、ノンオイスターモデルは、防水ではありませんので絶対に水洗いしてはいけません。
ロレックスのブレスレットの隙間は、爪楊枝の先にティッシュを巻いたものや水に濡らした柔らかい歯ブラシで丹念に掃除をすると良いでしょう。ステンレスは、歯ブラシ程度では大きな傷はつきませんが、あまりごしごしせずに丁寧に擦って下さい。
ロレックスの竜頭部分は、複雑にでこぼこしているため、ブレスレットの隙間と同様、水に濡らした柔らかい歯ブラシを利用して掃除を行います。石鹸や中性洗剤の利用も大丈夫ですが、利用した場合は、きちんとすすぐようにしましょう。
ロレックスをはめた有名人
ロレックスは、その高級感からか有名人や芸能人が好んで身に付けられるブランドの一つです。昔から今まで俳優、スポーツ選手、冒険家や映画、ドラマの登場人物など様々な人々がロレックスを利用してきました。
ドラマにおいては、SMAPの木村拓哉が「ラブ・ジェネレーション」で「エクスプローラーI」を利用して話題になりました。同じくSMAPの中居正広も「エクスプローラーI」を利用しています。また、香取慎吾や草なぎ剛がデイトナを使用しているのです。
海外では、俳優のポール・ニューマンがロレックス好きだったことは有名で、ポール・ニューマンモデルまで登場したほどです。また、アンティークの「バブルバック」やレディースモデルなどを愛用し、個性的な付け方をした画家のアンディ・ウォーホルがいます。映画の世界では、007シリーズが有名です。初代ジェームズ・ボンドが身に着けていた腕時計は、ロレックスのサブマリーナです。このロレックスをボンド・ウォッチと特別に呼び、今でもとても人気を博しているアイテムとなっています。
有名人がロレックスをはめることで、より宣伝効果が高まりロレックスファンが増えることは、とても好ましいことなのです。
